ベルリン・フィル八重奏団 / Produce/Release

シューベルト:八重奏曲

ベルリン・フィル八重奏団

樫本大進率いる新体制で十八番のシューベルトを19年ぶりに録音!

アーティスト
ベルリン・フィル八重奏団 / Philharmonic Octet Berlin
樫本大進 / Daishin Kashimoto (第1ヴァイオリン, 1st Violin)
ロマーノ・トマシーニ / Romano Tommasini (第2ヴァイオリン, 2nd Violin)
アミハイ・グロス / Amihai Grosz (ヴィオラ, Viola)
クリストフ・イゲルブリンク / Christoph Igelbrink (チェロ, Cello)
エスコ・ライネ / Esko Laine (コントラバス, Contrabass)
ヴェンツェル・フックス / Wenzel Fuchs (クラリネット, Clarinet)
シュテファン・ドール / Stefan Dohr (ホルン, Horn)
モル・ビロン / Mor Biron (ファゴット, Fagott)
発売日
2017.11.15
品番
BPOC-0001
発売元
株式会社ウィステリアプロジェクト

今回収録した「シューベルトの八重奏曲」を演奏するために、約80年前に結成された、ベルリン・フィルの室内楽グループでも最も歴史ある「ベルリン・フィル八重奏団」。
2013年に、日本が世界に誇るヴァイオリニスト樫本大進の他、ヴィオラにグロス、ホルンにドール、ファゴットにビロンという、文字通り21世紀のベルリン・フィルの「顔」と言えるメンバーたちが加わり、「ベルリン・フィル八重奏団」は新たなスタートを切った。2014年1月、そして2017年1月の来日公演でも好評を博し、待望されていた「シューべルト:八重奏曲」の録音がいよいよ実現!レコーディング・プロデューサーには、彼らの音楽を熟知している、ベルリン・フィルのエンジニア、クリストフ・フランケが担当。世界的奏者8人それぞれの音色が際立つ上に、アンサンブルの素晴らしさも伝えてくれる神業が光る。シューベルトが伝えたかったことが如実に自然と伝わり、「シューベルト:八重奏曲」の魅力に新たに気づく人も多いに違いない。納得のいかない録音のリリースは承諾しないベルリン・フィル八重奏団も会心の貴重な録音。
初回仕様限定盤には、メンバー8人が語る「シューベルト:八重奏曲」及びレコーディング・プロデューサー「クリストフ・フランケ(ベルリン・フィル・メディア)」が今回の録音について語ったインタビューを全収録したブックレット付。


シューベルトの八重奏曲には、音楽が持つべきすべてのものが詰まっていると思うのです。
室内楽であるということは、少ないメンバーがそれぞれあらゆる事に対応できて、お互いと呼応しあい、音楽をつくりますが、サウンド自体はリッチで、フォルテッシモなどでは、完全なオーケストラのような大きな音が鳴り響きますし、同時にピアニッシモはこの上もなくソフトで、本当にダイナミック・レンジが広いのです。音楽的には、第2楽章では、シューベルトらしい歌曲のようですし、曲の冒頭では、とてもドラマティックで、最終楽章は、オペラのように劇的で、恐ろしい感じすらします。最後には美しいメロディや芸術性が高まってきます。素敵なメロディもたくさん出てきます。大進さんが軽々と弾いているように見えるヴァイオリンの高音部の演奏は、本当はとんでもなく難しいものですし、そういった妙技を味わうこともできます。各メンバーにソロ・パートがあり、素晴らしいクラリネットやチェロやコントラバスにも見せ場がありますので、各楽器の良さを味わうこともできます。そして、この曲は、心に直接迫ってくる、素晴らしい音楽だと思っています!大進さん、アミハイさんも言っていたように、この曲には、悲しみと喜びの両方がつまっています。
私にとって、このアンサンブルと仕事をするのは、まさに夢のような出来事でした。
シューベルトの八重奏曲という曲には、室内楽を完璧に演奏できる技術と、一方では、交響楽的な濃密なサウンドを作れることが必要で、このメンバーのように、全員が同等にその世界では最高峰のレベルにいる演奏家である人たちが一緒に演奏し、音楽の一つ一つのパッセージを練り上げていき、常に最高の結果を求めていく様は、本当にこれ以上にない夢のような経験でした。あえて、メンバー個人の名前をあげる必要はないぐらい、全員が素晴らしいプレイヤーであり、チームでした。
(レコーディング・プロデューサー:クリストフ・フランケ)インタビューより抜粋


【初回仕様限定盤】のみ特典
全メンバー及びプロデューサー「クリストフ・フランケ」インタビュー全収録ブックレット付

<収録曲>
シューベルト:八重奏曲
<録音>
2017年1月23日、30日&31日 東京オペラシティ・コンサートホール

<レコーディング・プロデューサー> 
クリストフ・フランケ(Christoph Franke)

<制作・発売>
株式会社ウィステリアプロジェクト

<販売>
株式会社ソニー・ミュージックマーケティング


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